最近のカメラを見ていて、本当に信頼性担保されているのか不安になるカメラがあります
明らかにネジ山に水が浸入するような形状になっていたりとか
カメラの形状だけで言えば、おおよそドーム型、バレット型、その他PTZに多い楕円型に
分かれるかと思いますのでどこのメーカーも形状に大きな差はありませんが、細部を見ると
全く作りが異なります
単に画像出力できました、という程度ですぐに市場投入してしまったと思えるようなものが
ネットにあふれています
カメラ開発会社の経験から言わせていただくと、新規設計して画像を出力するまでは実は
それほど難しくありません
センサー仕様に沿ってしっかり設計できていれば問題なく映像は映ると思います
ただそれですぐに市場にだせるわけではなく、そこからが膨大な時間がかかります
信頼性評価などは多岐にわたる確認が必要で、場合により初期の設計STEPから見直しを
せまられることもありますし、製造設備を大きく変更することもあります
この手戻り作業を繰り返してようやく市場投入が可能となります
ネット購入されたというお客様のカメラを確認させていただくとたしかに映像は出ていますが
この形状この作りこみは信頼性評価していないんじゃないかな?と思われる物が結構ありました
ネットでどんな物を購入されてもお客様の自由です
ネットではもっと安く購入できる、というご指摘もございます
ただ当社から提案する物についてはしっかり保証できる物を推奨いたしますので、価格以外の部分へも
少しだけで結構ですので関心をもっていただけたらといつも思っております
安い機種、高い機種にはそれなりに理由がありますので
メーカー側の開発過程まではユーザー側では確認のしようもありませんが、本物はそれなりの期間を経て
市場に出ているものばかりですので当社推奨品はご安心を
稀にメーカー品であっても、メーカーが拡販したいという目的や、初期導入の障壁を下げたいという理由で
廉価版を出しているケースもありますので安い物であってもしっかりメーカー保証されたものにしましょう