機器やメーカーの保証状況によりますが、一般的には-10℃~50℃前後が多いのではないでしょうか
実装している電子部品の保証範囲に依存する部分もかなり大きいです
以前、半導体メーカーに在籍していたころ、車載用部品は人命にかかわることもあり、一般的な用途の
半導体とは試験条件などを変えて選別していました
かなり昔の話しなので今の環境を考えるともっと厳しい条件になっているのかもしれません
今週は40℃超えが最多観測されたニュースがありました
カメラ50℃まで耐えられるから大丈夫だよね・・・・・・
とは簡単に言い切れません
防塵防水の国際規格(IPxx)を取得しているカメラの場合、それだけカメラ内部が密封された環境を
作っていて放熱性が悪くなり、保証範囲を大きく超えていることもあります
昔、長野県の某大手お客さんにカメラによる画像検査装置を納品する際、あまりの寒さでカメラが
動作しなかったということがありましたが、高温よりはカメラへのダメージは少ないと思います
メーカー側も、放熱をおさえる回路設計、ヒートシンク、放熱樹脂、 サーマルパッドなど、諸々対策は
とっていますが、これだけ暑いと以前よりも対策しないといけないですね
可能な限り直射日光を避ける設置が望ましいとは思いますが、耐久性優先してカメラ設置場所を探すというのも
防犯カメラ設置としては本末転倒ですのでどこに設置すべきかは防犯設備士によくご相談ください
地域性も考慮しながらの設置も必要と思いますので