(松戸市のT様 ご質問)
ズームできる倍率が大きいほど良いカメラなんですか?
カタログには一般的にデジタルズームxx倍、光学ズームxx倍と2パターンの記載がよくありますが
カタログだけでは違いわからないですよね
デジタルズームの倍率の方が大きいので(100倍以上とか)、そちらの方がすごいカメラなんじゃないの?
と思われるかと思いますので以下ご説明いたしました
おおよそ、
ズーム倍率 : デジタル式 > 光学式
市場価格 : 光学式 > デジタル式
になっています
光学ズームはレンズを物理的に動かして焦点距離を変えますのでズームできる範囲内であれば拡大しても
画像劣化ありません
但し機構的に複雑なこともあり、筐体が大きくなったり、レンズが高額だったりのデメリットもあります
一方、デジタルズームは狙った箇所の画像を切り出して拡大するソフトウエア上の処理ですのでレンズが
物理的に動くわけではありません
ですので、小型機器に対応できるメリットがありますが、切り取り画像を拡大処理するだけなので画像劣化する
デメリットがあります(パソコンで拡大表示とか、コピーで拡大印刷するようなイメージです)
デジタル高倍率のカメラがありながらもプロの写真家の方は大きくて長い光学式のレンズをよく付けてますよね
これがデジタル採用するか、光学採用するかの違いとも言えます
防犯カメラですと状況に応じて都度レンズ交換する方式ではないのでズームはほぼデジタルか、一部、焦点距離
変更できるバリフォーカルレンズというタイプになるかと思います
単に倍率大きければすごいカメラ! ということではなく、どちらもメリットデメリットありますので
どのような製品選定すれば良いか不明な場合はぜひお気軽にご相談ください